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自分自身を経営するための収支管理

内容紹介 :

「お金持ちになりたい」
人は誰でもそのように思ったことは一度や二度ではないと思います。
もっと豪華な家に住みたい、毎年のように海外旅行に行きたい、子供に好きなように習い事をさせてあげたい、起業の資金を貯めたい。

と同時に、「でも、うちにはそんな収入はないから無理だろう」、「もっと稼ぎが良ければ」と諦めている方も少なくないでしょう。

では、質問ですが、稼ぎを増やす前に今あるお金を何に使っているか把握できているでしょうか。

お金がないという人の傾向として、実は何にお金を使っているかそもそも把握できていないことが少なくありません。

逆に、お金を稼いでいる人や多くの資産を築いている人は、まずはお金の使い方が健全である人が大半です。

ここでは、まずはお金の使い方、そしてそれをどう増やしていくかなどについて、
経営コンサルタントとして多くの企業の財務改善を行ってきた経験をもとに、企業の活動と言うよりは、個人レベルの収支を改善するという視点でお話しできればと思います。

目次

・はじめに
・第1章 人生でかかるお金
- 生涯の収支シミュレーション
・第2章 
- ①まずは家計簿を作りましょう
- 記載するタイミング①(都度/まとめて)
- 記載するタイミング②(発生時/入出金時)
- 継続するしくみ作り
- ②次に収支の計画を作りましょう
- 計画を作るメリット
- 計画の作り方
- 計画をつくる
・第3章 費用見直し
- 費用見直しのポイント
- 項目ごとの見直しポイント
・第4章 収入
- 今の給料を上げる
- 収入源を増やす
- 収入を挙げる際の考え方について
・第5章 収支管理をすることのメリット
・あとがき

 

はじめに

いきなりですが、あなたは宝くじに当選したら何をするでしょうか。
高級車を買う、タワーマンションに住む、不動産を購入する、今すぐ会社を辞める。
多くの人がこのような夢を描いて毎年宝くじを買うと思いますが、宝くじで高額当選した方の多くが近いうちに何らかの精神的な病になっていることはあまり知られていません。

なぜでしょうか。
桁外れの浪費、周囲からの金銭の無心、大金が手元にあることによる金銭感覚の麻痺、知識や経験不足のうえでの不動産や飲食店への出資、大金が無くなっていく恐怖などにより精神的にも滅入り、気付いた時には貯金も底を尽き、会社も辞めているので最終的には破産。

これは再作のシナリオですが、よくあるようです。

また、宝くじでなくても収入が上がった方は、その分生活水準を上げるために別の用途で支出が増える傾向にあり、一概に収入が上がるからお金が貯まるとは言い難いこともあります。
しかもサラリーマンの場合、年収が増えてもほとんどが税金で聴取されるため、収入アップと金銭的に余裕があるかどうかは必ずしも一致しないことが多いです。

つまり何が言いたいか。
まずは稼ぎ方よりもお金の管理について学ぶ必要があるということです。

どのようにお金を稼ぐかの前に、稼いだお金をどのように使うか、学校では教えてくれないような感情のコントロールなども含めて学ぶことが、お金や周囲の人に好かれる人生に繋がるでしょう。

今回は、生涯でどれくらいのお金を扱うのか平均的な額のシミュレーションや、自身のお金の使い方を改善するためにはと言う視点で、章ごとに記載します。

 

第1章 人生でかかるお金

「会社の給料日。30代の自分は後輩を連れていつもの居酒屋へ。後輩の分も含めてお会計を済ませて家に帰ると、その日のうちに食費や子供の養育費など生活費を家に納める。去年ローンで購入したマンションの支払いや諸々が引き落とされて残りはわずかになる。
なんとか毎月貯蓄は少しずつしているけれど、田舎で一人暮らしの母親が高齢になり施設への入居も考えている。最近は子供に手がかからなくなってきたので妻のパートを増やすことや自分の飲み代を減らすことでなんとかやっていけるはずだ。」

私は子供のころ、テレビドラマでよく見るような、大人像をイメージしていました。
具体的に言うと、大人になると大手の会社に入社し、仲間に囲まれ、夜景の見える広いリビングのあるマンションで家族と暮らす、そして理想の相手と結婚して子供2~3人は恵まれて年に1回は旅行へ、といった生活が普通に手に入ると思っていました。

しかし実際にコンサルタントとして多くの方と関わっていると、大企業で年収が平均よりも高い方でも、上記のようにお金に余裕がないと感じている方が予想以上に多いことを知りました。

お話しを聞いていると、「こんなにお金がかかるとは思わなかった。」、「すぐに返せると思ったけど次から次へと別の出費が増えていった」というような声がありました。

以前に比べて、社会情勢や生活慣習などが変化したとは言われていますが何がどれだけというのはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。

ここで、社会の変化についていくつかキーワードを挙げます。

 

・終身雇用制度の崩壊?

昔は、両親や学校の先生から大手の会社に勤めれば一生安泰と言われていました。だからそのために良い大学で勉強する必要があると。しかし今では終身雇用を保証する会社は少なく、大手だからと言って安心はできません。しかも変化が激しいこの社会でひとつの専門分野の知識や能力だけを高めるのは逆にリスクだと言わざるを得ない状況にもなってきています。

 

・年金はもらえるのか

年金については、もらなくなる、なくなることはないが額が減る、需給時期が遅れるなど様々な意見がありますが、どちらにせよ年金に依存はしない方が良さそうです。
以前は、一人の高齢者を数人で支えていた時代から、ゆくゆくは一人の高齢者を一人の青年が支えるとも言われています。

 

・副業OKの会社が出てきている。

終身雇用や年金などに依存できない社会では、当然のように会社も面倒見切れない、自分の身は自分で守ってくださいと言わざるを得ないでしょう。これは大手でも例外ではなく、自分自身の経営を行う必要性が増してきたと言えます。

 

このように、私たちはお金について学ぶ機会が少ない中で社会は大きく変化しています。
ここでは、まずは人生でどれだけのお金がかかるのかについて大まかにシミュレーションしてみたいと思います。
記載する金額はあくまで概算的なものであり、個人の生活環境などによって変わるものですので、金額はあくまで参考として見て頂き、お金について考えるきっかけになればと思います。

 

生涯の収支シミュレーション

【収入】
〇生涯給料
-現在の平均給与は約420万 (月35万)@国税庁
-仮に年収500万円を20歳~60歳まで40年間稼ぎ続けるとすると、生涯で2億円(20,000万)。

 

【支出】
20歳~60歳まで40年間稼ぎ続ける際に、大まかなものだけ整理すると
〇税金
-社会保険など給料から引かれる分3割 2億×30%=6,000万
〇住宅
-家賃換算6万×40年間=3000万
〇生命保険
-生命保険4万×12ヶ月×40年=2000万
〇教育費
-オール公立 1000万×人数
-オール私立 2500万×人数
-ここでは、一人の子供を養うとして、平均1500万とする。

合計:12,500万

 

【残り】
7,500万(ひと月15~16万)残る
※これには食費、高熱、携帯なども入ってないため、ここから生活費を払う

 

【定年後】
上記は、給料が出る60歳までの話であり、次に定年後についてです。
-現在の平均寿命は およそ80~90歳 @厚生労働省
-60~85歳までで、一定の生活をするには、27万ほど必要と言われている
※金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する世論調査(平成
29年)」より
-老後の予想生活費は27万×12ヶ月×25年=8100万
-【残り】で算出した7,500万では赤字になる(生活費も払ってないし、85歳よりも生きるはずだけど)

 

〇平均年収
2016年度 平均年収422万円
※民間給与実態統計調査(国税局発表)

 

〇平均寿命
男性80.98才 女性87.14才(2016年度厚生労働省の調査)

 

〇老後に必要なお金
老後のひと月当たり最低予想生活費は27万円
※金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する世論調査(平成29年)」より

 

以上が大まかなシミュレーションになります。

 

終身雇用制度、定年後は少ない余暇を楽しむ、年金も十分もらえる、親はいつまでも元気、老後は子供が養ってくれるだろう。
そのような前提もいつ崩れるかわからない社会で、お金を管理する必要性、稼ぐ必要性は当然のように感じると思います。

 

第2章

第1章では大まかな収支について記載しましたが、実際に自分自身がどのような収支管理を行っていくか、第2章では①把握するための家計簿、②改善するための計画の2つに分けて記載します。

①まずは家計簿を作りましょう

最初に質問なのですが、この1ヶ月間であなたは何にどれだけお金を使ったでしょうか。それは先月と比べてほぼ同じ額でしょうか、それとも突発的に発生した費用でしょうか。クレジットカードの内訳は説明できますか。

このような質問をされたとき、明確に答えることができる人とできない人の差は、自身の収支を定期的に管理しているかどうかが大きく影響してきます。
自身の収支を管理するためにも、まずは状況を把握するための家計簿は必須項目と言えます。

家計簿を作る際のいくつかのポイントを記載します。

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