「フリーで働く1日のスケジュールが知りたい!」
まわりに個人事業主で活躍する人がいないと、どんな生活をしてるかさっぱりわかりませんよね。
雇われた側ではなくて、いずれフリーランスで仕事をしていきたいって気持ちがあるなら、まずは、リアルな1日の過ごし方を知っておくべきです。
本書では、
個人事業主の生活スタイル
フリーランスになるメリットデメリット
個人事業主を検討してる人へのメッセージ
ががわかります。
実際の生活を見て、憧れの気持ちを持つか?それとも自分にはきついと感じるか?
自分がもし同じ働き方をしたらどうなるか?を想像して読むと、ぐっとリアリティが増してきます。
良い面悪い面も、すべて吐き出した内容にしましたので、働き方を見直すきっかけになればうれしいです。
個人事業主は、仕事内容から作業する手順まで、すべてを自分一人で判断しないといけません。
そのため、決まりきった生活スタイルはないってことですね。
例えば、
昼過ぎなどに起きて、夜中まで作業をする
早朝から仕事に取り掛かり、夕方には終わらせる
納期に間に合わすよう、徹夜で作業をする
など、仕事をする時間や取り組み方は、個人事業主によってバラバラ。
会社員のような決まった勤務時間がないため、融通の利いた働き方ができる点が大きなポイントです。
個人事業主3年目
仕事内容 サイト運営&株式投資
既婚者、子どもなし
個人事業主の1日のスケジュールを、次にまとめました。
リアルな生活から、フリーランスの日常を感じ取りたいですね。
6:30 起床
「えっ?個人事業主なのに、こんな早く起きるの?」なんて、声も出てきそうですが、私は規則正しく作業するタイプなので、6時半には起床しています。
不規則な起床時間だと、仕事に取り掛かる時間帯もバラバラになりますよね。
でも、毎日、「今日はいつから作業開始しようかな?」なんて余計な思考をしなくてはいけなくなります。
平日は、毎日決まった時間に起きることで、無駄な判断をすることを減らすことにつながっています。
7:30 作業場へ出発
自宅では作業しません。個人的に、家はプライベートの空間にしたいので、一切、仕事をしないと決めているためですね。
そのため、コワーキングスペースを契約し、作業場の空間を専門に作っています。
「コワーキングスペースって何?」
オープンスペースで、作業ができる空間。
コワーキングスペースを契約すると、開いてるデスクで好きな時に仕事ができる。
私は、月8,000円の24時間365日開いているコワーキングスペースに契約をしています。
席は決まっていませんが、個人用のロッカーもあるので、パソコンを持ち運ぶ必要もありません。
ちなみに、私は常時3台のパソコンで作業しているので、ロッカーは必須。
同じ個人事業主の人も多く働いているので、交流もあり、刺激になっています。
仕事にハマってしまうと、なかなか抜け出せない性格なので、仕事をする場所を明確にして、ダラダラ作業しないことを心がけています。
自宅で長くモクモクとやると、時間単位の集中が浅くなりがち。決まった作業場があると、仕事だけに集中できるので、とても取り組みやすい環境を作ることにつながっています。
個人事業主を始めた頃は、カフェを転々としていました。でも、決まった作業場がないのは、精神的にも落ち着かなかったです。
「長時間いることで、店員に嫌な顔されてない?」
「1杯のコーヒーじゃ失礼だから、食事もしなきゃ?」
など、色々な気遣いをしないといけないので、仕事に集中できませんでした。
「毎日、新しい場所で新鮮な気持ちで働きたい!」ってタイプなら、カフェで取り組めると思います。
でも、毎日落ち着いた環境で、仕事に集中したいなら、コワーキングスペースや事務所を契約することをおすすめします。
8:00 コワーキングスペースに到着。1日の仕事をチェック
最初の10分くらいは、1日のスケジュールの確認をします。
「今日やるべきことは何か?」
「月の目標は、達成できそうか?」
など、自分で設定した目標や作業内容をチェックし、1日の具体的な仕事を紙に書き出します。
計画ができない人は、個人事業主は厳しいかも。
そのため、上司に言われるまま仕事を進めるのがラクってタイプは、計画力を身に着けないと時間を無駄にすることが多くなります。
8:10 株式投資
私の収入の柱は、サイト運営がメイン。
でも、一つのビジネスだけやっていたら、つぶしが効かなくなると感じ、収入の柱を増やしたいと考えるようになりました。
サイト運営だけの個人事業主2年半~、株式投資をスタートしています。
まだ半年ほどのスキルで、大きな収益にはつながっていませんが、株式投資のスキルを毎日コツコツと身に着けています。
やっている手法はデイトレ。
作業内容は、午前中のみの動きのある時間帯だけに限定。
本職はサイト運営と決めているので、負担にならない時間で、取り組んでいます。
購入して、数分で売る作業を2,3回こなして、収益を出せるよう集中して、売買をしています。
正直、成果は出ていませんが、もう一つの稼ぎ頭に出来るよう、試行錯誤しながら株式投資のスキルアップへつなげている現状です。
10:00 サイト運営
株式投資の時間が終わり、後は、本職のサイト運営の時間。
自分で記事を書いたり、外注で他の人に書いてもらった記事を修正したり、黙々とパソコンとにらめっこしています。
もちろん、記事を書くだけではなく、
– サイトを設計するまでの計画を作る
– 関わるジャンルの勉強をする
– 古い情報の更新をする
– 広告担当者と打ち合わせをする
– 外注のマニュアルを作る
などやることは無限にあります。
今、何を優先するべきか?
お金を生むためには、どうするか?
を常に考えながら作業しないと、サイトはお金を運んでくれません。
想像以上に、時間と労力がかかる作業を毎日する必要があるんですね。
やることが多すぎるため、月と週、1日の目標を作ることが必須。
作業シートに沿って、仕事を進めていかないと、頭がパンクしてしまいます。
13:00 昼食
社員食堂のようなスペースはありません。
コワーキングスペース自体は、食事が禁止されているため、飲食店へ行く必要があります。
私は、節約のため、持ってきた昼食を食べています。
個人事業主は、収入がいつどうなるかわからない職業。少しでも固定費を浮かせようと、ごはん屋さんには行かず、階段などでさっと済ませています。
ガッツリ食べてしまうと、午後に集中できないので、スープなど軽い食べ物にしています。
仕事へ影響が出ない食事の仕方を考えるようになったのも、個人事業主を始めてからですね。
13:15 午後の作業スタート
昼食後は、集中力が低下するため、頭をあまり使わない作業から始めます。
個人事業主をしていると、自分の力を発揮できる時間帯をつかめてくるので、どの時間にどんな作業をするかを考えるきっかけを作れます。
私は、
午前中は、頭を使う作業
– 株式投資のデイトレ
– 記事作成
– 収益を伸ばす行為
午後は、頭をあまり使わない作業
– メール返信
– 外注記事のアップ
– 記事の修正
など、仕事内容を分けて取り組んでいます。
会社員だと、割り振られた作業や締切があり、思うように計画できないことがほとんどかと思います。
個人事業主では、100%自身ですべての仕事を計画する必要があるので、優先順位と順番を作れます。
・はじめに
・個人事業主の生活スタイルは?
- すべて自分でスケジュールを決める
- 私の具体例は、会社員のサイクルと同じ
- 【平日のスケジュール】
- 平日は残業をしないのがポリシー
- 【土日のスケジュール】
- 土日は心と身体を休める日に
・フリーランスになるメリット
- 収益が青天井である
- 人間関係のストレスから開放される
- 人生に、優先順位を付けられる
・フリーランスになるデメリット
- 生活への保障がない
- 社会的な地位が低い
- 孤独になりやすい
・個人事業主になろうか考えてる人へ
- まず大切にしてることが何かを明確にする
- 会社員の良さも自覚する
・あとがき
- 行動するかは、自分の意思だけ